どんぶらアニマル さんぽ道

CBR250RR(MC22)とNSR80(HCO6)とAPE50(AC16)を中心とした備忘録。

ジャノメミシン 680型 ダイヤルスーパー70のメンテ ジグザグ縫いまで

 ミシンのことは全くと言っていい程常識も持ってないので、下糸の準備の仕方もどうするんだったっけ?となる。そんなレベルなので取説が無いと使い始めるまでにとても時間がかかる。ジャノメを選んだ理由の1つが古い機種の取説が提供されてるから。まずは何か縫ってみようというところからスタートしてみる。

 

生産された残骸。

取説

取説は、ジャメノのサポートの中にある下記ページからダウンロードできる。
ありがたや。
 
 

下糸の準備

取説を読んで下糸を巻こうとするが、ボビンが止まることがあってなかなか巻けない。

 

カバーを開けて、ボビンの下の機構を見てみた。

上に見える黒いタイヤ的なゴムが、右の手で回したりして針を進めるやつに接触してボビンが回る仕組みだった。ゴムはまだゴム性を保ってるけど滑ってるみたい。早く縫いたいのと、とりあえず下糸を巻けたのでそっと蓋した。後でやろっと。

 
アマゾンのボビンケースにボビンを入れて、糸を引っ張ってみると結構引っかかりがある。純正はとてもスムーズ。サビてるのと加工精度が低いので納得の結果。なので純正を使って進める。
 

縫ってみる

取説を見て下糸、上糸を通して直線縫いはいろんなピッチでできた。楽しみなカムを使ったジグザグ縫いを試したら、直線になる。。。
またカバーを開けて、カムの機構がどう動くべきか考えてみた。まあ、当たり前の機構で、カムでアームを押して、いくつものリンクを経由して針の支柱的なものを左右に振るというもの。
カムに押されるアームが映像の真ん中あたりにあるシルバーの部品で赤のペイントがされてるやつ。こいつが一旦カムに押されて上がると、下がってこない。

どうも動きが重いというか、かなり力を入れないと動かない位固着してる。
このアームのリンク部をメンテしようと分解を始めたが、周りを全部外して、ユニットごと取り出さないといけなさそうな雰囲気。
とりあえず一番上のアームを外してみたが、これも軽く固着していて動かないときがある。こいつが動かないとカムの上に居座ってカムの脱着ができない。
 
かなり精度良く作られていて、公差がかなり小さく、軸とアームの穴はピッタリ。ここがちょびっとサビてて動きが悪くなってた。これ以上分解すると先が長くなるので、関連するリンクの軸全てにワコーズのSLを塗布して、シルバーのアームをコキコキ指で動かし続け、自動的に戻るようになったところでおしまい。

 

ジグザグも縫えるようになった。ふり幅変えたり、楽しい。けど、布の裏側に大量に糸が絡まることがある。糸調子や下糸の巻き具合、針板の痛み等色んな原因があるらしい。それはまた今度。試し縫いをし易い布を探そっと。
 
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