10年位前まで町田の東急にあるアフターヌーンティーでちょくちょくシフォンケーキを食べていた。かみさんが高いと言って近寄らないのでなかなか行く機会がないまま月日が流れ、中3の娘と二人で町田に行く機会があったでのかみさんに秘密ということで行ってみたらメニューから無くなってた。
クリームをサンドしたしたようなシフォンケーキはあったけど食べたいのはそれじゃない。ホールをカットしてクリームを添えただけのやつを食べたい。店には入らず娘と二人、がっかりして家路についた。
昔の感じのケーキは見た目はごく普通のもので他にも沢山あるっぽいけど、とろっろしたクリームたっぷりのあの感じのものを見つけることはできなかった。
だったらそれっぽいものを作っちゃえと初めてのケーキつくり。
用意するもの
・電動ミキサー
・シフォンケーキの紙型(ダイソーの18cm)
・オーブンレンジ
材料
ケーキ用材料
・薄力粉 25g
・砂糖 45g
生クリーム用の材料
作り方の調査
シフォンケーキの作り方を調べてみると、本格的なものは材料も多く、卵白だけ使うようで手間とそこそこの初期投資が必要で、結構な経験を積まないとうまくいかなそうな感じがした。アルミの型も買うとなると保管場所も必要になる。
今回の試作でうまく作れそうなら繰り返し作るかもしれないけど挫折したら無駄になるのでリスクが小さく材料の少ない作り方を探した。そして良さそうなのが見つかった。
シフォンケーキの作り方はクックパッドにあるpheasantsさんの記事
全卵で薄力粉と砂糖しか使わない、そしてひたすら混ぜるだけでできる。
クリームの作り方はフーディーにある伊勢丹の和田さんインタビュー?記事
生クリームについていろんな解説があることと、泡立てのコツなどが丁寧かつ分かりやすく書かれてる。
この2つならできそうな気がしてきた。
シフォンケーキを作る
必死だったのでほぼ写真は無い。
■オーブンレンジを180度で予熱開始
参照記事以外も目を通していたが「オーブン」というのがオーブン専用機のことなのかオーブンレンジのことなのか、専用機とオーブンレンジは何が違うのかもわからなかったのでうちにあるオーブンレンジでいいんだろうかと結構悩んだ。
結局よくわからなかったのでうちにあるオーブンレンジで良いことにして開始。うちのはこんなやつ。「レンジ出力切り替え」と「庫内灯ボタン」しか使ったことがない。
ボタンを見ても予熱のやり方はおろか、オーブンの使い方もわからないので取説を読む。
「オーブン1段」ボタンを2回押すと予熱モードになり、温度設定ボタンで180度にすると勝手に始まるっぽい。ぽいだけでこれで大丈夫なのか不安なまま放置。
■薄力粉をふるう
薄力粉を計量器に乗せた小皿に出して計量。
ふるいは適当な網やコシ器でやろうと思ていたが、こんなふるい機があった。ラッキー!
後に写ってる小さいボールにふるい機を乗せて、ふるい機に小皿の薄力粉を投入してふるった。
■全卵をボールに入れてほぐす
洗い物を増やしたくないのでミキサーの先っちょのグルグル回るやつで卵黄をつぶす程度に数回かきまぜただけ。
「全卵」って白身と黄身の両方のことだよなと思いつつもあまり馴染みのない言葉なので念のためググって確認。合ってた。
■ボールに砂糖を入れて15分間攪拌
薄力粉を計量した小皿が空いているので、その小皿で計量。
計量した砂糖を全部ボールに投入。
ミキサーで攪拌開始。いきなりミキサーを最強にすると飛び散るので、生地の様子を見ながら早めに最強にする。
■薄力粉を半分ボールに入れて攪拌
15分後、薄力粉を目見当で半分くらい投入してミキサーで全体に混ぜ込む。1分くらいやった。
参考生地ではもっと短時間のようなかきっぷりだけどよくわからなかったので。
■残った薄力粉を全部ボールに入れて攪拌
残りの薄力粉を投入して、ミキサーで全体に混ぜ込む。これも1分くらいやった。
■生地を型に入れる
ダイソーで買ってきた紙の型に流し込む。
■生地を型に塗る
生地が良い感じに膨らみやすくするために、生地を型の内側に塗る。
■型を10cmの高さから落として脱泡
10cmというか、適当な高さからトントンと何度か落として中の大きな気泡を抜く。
生地の粘度からしてこれで抜けるような気はしないけどおまじないとして。
■予熱済みのオーブンレンジで180度で40分焼く
生地を作っている間に予熱が終わってたようで、予熱後20分で予熱が解除されるらしい。手際が悪くて既に予熱が解除されてた。
なので再度予熱からやり直し。予熱が終わったお知らせが鳴ったらオーブン用の鉄板に型を乗せてオーブンレンジに投入。「オーブン1段」ボタンを押し、焼き時間を40分にして焼きモードスタート。
10分位で結構膨らんできた。投入時の生地の高さの4倍か5倍くらいになった感じ。
20分経過。きつね色を通り越してたぬき色になってきた。焦げるんじゃないかと心配になり、娘とああだこうだと議論の末、30分経過したところで160度に下げた。
40分後、オーブンレンジを開いて竹串を刺し、中まで焼けてそうなことを確認して取り出した。
仕上がりの高さが型に対してとても低いのは、元記事は17cmの型用で使った型が18cm、その半分の材料で作ったことと相まってこうなった。
■冷ます
逆さにしてトントン落として、適当な瓶にさして放置。
生クリームを作る
食べる直前にクリームを作る。といっても作るのに20分位かかる。
買ってくる生クリームの元?は乳脂肪が45%以上のものが良いらしい。ホイップと書いてあるものは乳脂肪が少ない。少ないとどんな感じになるのかわからないんだけど、乳脂肪が多いものは高い。。。
■生クリームをボールに投入
生地を作った大きいボールを洗い、水分を綺麗にふき取って使う。
■砂糖もボールに投入
入れるだけ。
■攪拌
生地と同じく、飛び散りを避けつつ、早めにミキサーを最強にして15分間混ぜ続ける。
だたし、とろっとしたクリームを作りたいので固さを見ながら。
とろっとし始めたかなと思ったらこまめにミキサーを止めて固さを確認する。洗い物を増やしたくないので最後までミキサーを使った。ミキサーでやってると、とろっとし始めてから急激に固くなる。その感覚がわかってなかったので、ツノが立つくらいの硬さになってしまった。