どんぶらアニマル さんぽ道

CBR250RR(MC22)とNSR80(HCO6)とAPE50(AC16)を中心とした備忘録。

CBR250RR(MC22)のキャブオーバーホールの続き その2 洗浄

キャブを全バラした前回の続き。洗浄して組み立てる予定が液ガスの処理に手間取って洗浄しかできなかった。。。

MC22 CVキャブ 洗浄

用意するもの

・つけ置きタイプのパーツクリーナー
・IHヒータ

・天切缶(パーツが入ってIHで加熱できる容器)
・温度計
・キースター燃調キット(FH-5294NSを2個、FH-5294NUを2個)

洗浄

パーツクリーナーなモノタロウの漬け置きタイプを使った。


※通常、一般的な汚れに対しては1%(200g/20L)、やや強い汚れに対しては2.5%(500g/20L)、頑固な汚れに対しては5%(1kg/20L)を目安に溶解してください。

※洗浄液の入った洗浄槽に部品を完全に浸漬してください。(40~60℃に加温すると洗浄力が高まります)

というもの。頑固なので5%で。

水:5L
パーツクリーナー:250g

60度になるようにヒータの強度を設定して再利用しないものも全部入れて洗浄開始。樹脂系のパーツは影響が気になったので入れてない。

MC22 CVキャブ 漬け置き 洗浄

 

しばらくするとバッチい感じに濁ってきた。1時間おきにひっくり返してキャブの中の空気を抜く。

MC22 CVキャブ 漬け置き 洗浄2


5時間放置してみたがまだ落ちそうな汚れが残っていたので一晩放置。蒸発して結構水が減るのでに水を足して蓋しておいたが蓋すると温度が80度になってしまったので60度になるようにIHの強度を再設定した。一晩後、汚れが沈んだようで、底に汚れやゴミが溜まってる。

MC22 CVキャブ 漬け置き 洗浄3
 
パーツを出してみた。
MC22 CVキャブ 漬け置き 洗浄4

スプリングが一番効果があった。同調スクリューのスプリングは上下共に交換しないとダメかと思うくらい白くガサガサで隣同士がくっ付く位超汚かったのがきれいになってる。Oリングも外してから洗浄すべきだった。
MC22 CVキャブ 漬け置き 洗浄5
 
パーツリーナー、キャブクリーナー、キッチンペーパー、綿棒で掃除して、エアブローして掃除完了。
バタフライの縁のカーボンを落として、シャフトにSLを噴霧してパカパカ動かしてたら綺麗に閉じるようになった。シャフトの動きもまあまあ良くなった。
 
まずはキースターのパーツを組み込んでいく。1、4と2、3はキットが異なるのでキットのケースとキャブボディにキャブボディの番号を書いておいた。
MC22 CVキャブ ジェット交換
 
ジェットなどの番手はキットの説明書に書いてある。
「S」が純正で使われている番手なので、今回は「S」に書かれてる番手のパイロット、メイン、ニードルを使った。
MC22 CVキャブ ジェット交換2
 
で、ボディ側の組み込みが終わって、パイロットスクリューを組もうとしたところでチャンバーのガスケットの処理を忘れていることに気づいた。
MC22 CVキャブ 液体ガスケットの固着
 
液ガスの剥離を始めたが茶色くカチカチになっている部分が取れない。無理すると傷がついてしまう。傷つけないように綿棒やプラツールで頑張るもとても時間がかかる。
MC22 CVキャブ 液体ガスケットの固着2

 

 
MC22 CVキャブ 液体ガスケットの固着3

 

 
ダメ元でもう一度漬け置きに放り込んで一晩待ってみることにした。
 
その3に続く。
 
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