どんぶらアニマル さんぽ道

CBR250RR(MC22)とNSR80(HCO6)とAPE50(AC16)を中心とした備忘録。

CBR250RR(MC22)のキャブオーバーホールの続き その1 分解

前回のダイヤフラム交換からずいぶんと間が空いてしまったけどキャブのオーバーホールの続き。

再開のきっかけは、山中湖付近で記念の初立ちごけをしてからセル2発では始動しなくなったから。Uターンするのに狭い斜めった道で進路が思わぬ方向にずれて減速、そして失速、ゆっくりごろりんちょ。。。

MC22 CVキャブのパーツ

用意するもの

もう夜も遅いので今日は洗浄の準備として分解と状態確認だけ。

なので用意するのは一般的な工具だけ。

 

分解

いきなり出だしでくじける。

MC22 CVキャブの分解

 

おもいっきり液体ガスケットが使われてる。これは時間がかかりそう。。。

MC22 CVキャブのフロートチャンバの液ガス
 
 

特にチャンバー側がひどい状態に。

MC22 CVキャブ フロートチャンバー

 

 

液ガスは明日何とかするので全バラを進める。

 

状態確認

パイロットスクリューは2回転になってた。

パイロットスクリュー、メインジェット、スロージェット、フロートバルブ、フロート、フロートピン、ニードルは交換するのでパッと見るだけ。

 

パイロットスクリュー。頭はなめまくり。

MC22 CVキャブのパイロットスクリュー
 

メインジェット

MC22 CVキャブのメインジェット
 
スロージェット
MC22 CVキャブのスロージェット

 

 
ニードルジェットホルダは再利用するのでチェック。特に異変無し。
MC22 CVキャブのニードルジェットホルダ
 
スタータプランジャ。これは写真でもわかりやすくへたってる。シール部がへこんでぶつぶつが出来てるものもある。
MC22 CVキャブのスタータプランジャの摩耗
 

スタータプランジャも交換するけど純正とキースターは形状が違う。

MC22 キースターのスタータプランジャの違い

気になったので、この違いによる影響をキースターに問い合わせた結果、下記の回答が来た。

 
 
スタータープランジャーの形状についてですが、
純正の先端にある突起物は把握しております。
 
ただし、弊社では使用上支障が無いと判断し、
突起物を省いた形状とさせていただいております。
まことに恐れ入りますが、ご了承くださいませ。
 
 
その他分解できるものは全て分解した。バタフライはネジがカシメられていて非分解なのでこのままなんだけど、4個ともきちんと閉まらずバタフライの縁から向こうの光が見える。
MC22 CVキャブのバタフライの隙間
バタフライの縁にカーボンが付いてることと、シャフトの動きが渋くてセンターが出ていないのが原因ぽい。このままではダメなので明日の洗浄で何とかする。
 
 
3番ボディはシャフトが固着していて動かなかった。
MC22 3番ボディのバタフライが固着
ワコーズのSLシリコンルブリカントを吹き付けつつグリグリしてたら動くようになって来たけどとても渋い。これも明日何とかする。
 
全体的にプラパーツが多いので再利用するものは割らないように慎重に。
MC22 CVキャブのプラパーツ

全バラ写真撮り忘れた。
全バラ終わったので今日はここまで。
その2に続く。
 
気が向いたら感想をお願いします。(ログイン不要、ボタンを押すだけです)