シートバッグにROUGH&ROADのコンバーチブルエコバッグを使ってるんだけど、取り付ける度にベルトの扱いがめんどくさくなってきたので、シートバッグのベルトをタンデムシートに組み込んでみた。
シートの加工
加工は予備に買ってあったボロボロのシートを使う。
これを分解して、
シートベースにホットナイフでベルトを通す穴をシートの後ろ側に開ける。前側は穴を開けない。
空いた穴をベースの下から見るとこんな感じ。マスキングテープは͡コテの柄で焼かないようにするための養生。
ベースの上側からみるとこんな感じ。左右に同じ穴を開ける。
ベルトを通してみた。これにアンコを乗せて表皮を張る。
張替
メインシートを張り替えたときと同じで、使ったタッカーはダイソーのやつ。
タッカーの針は足の長さが6mmのものを使った。写真の左はダイソーの針で7.7mm、真ん中が6mm、右が元々ついていたオリジナル?で実測5mm。ダイソーは長すぎで、タンデムシートの縁に使うと表側に刺さりそう。昔からレストアをやってると錆に過剰反応してしまってステンレスの針を使った。お値段はとても高かった。
表皮にはアマゾンの「KMS 合皮 フェイク レザー 生地 幅135㎝ ハンドメイド DIY 製作(1m, 黒色)」を使った。伸び具合も良くて貼りやすかった。青いテープは張替え中にベルトがプラプラして邪魔だったからベルトを固定しといた。
組み立て
前方のベルトは短く切ってタンデムシートの掴むベルトと一緒に共締めする穴をポンチ開ける。ほつれ防止のために開けた穴の縁をライターであぶって固めた。
で、タンデムシートの掴むベルトの上にシートバッグのベルトを入れて共締めする。ワッシャの面積が小さくて心細いが、バッグにはあまり重いものは入れないので良しとした。
完成
タンデムシートのベルトの張替
実はこの後、もう一個の予備シートからとった掴むベルトの表皮の張替をした。
表皮の縫い糸を抜いて、
両端の金具を外して、
皮をむく。すごくゴミが出た。
白いベルトの幅は約25mm、厚みは2mm、長さは356mmだった。
なかなか表皮を位置決めしずらくてミシンにかけにくいので、100均の裁縫用両面テープをベルトに貼って、
表皮を張りつけて、その表皮にもテープを張って、
表皮をクルっと一周させて張り付ける。
ミシンで縫って、ボルトの穴をポンチで開ける。
金具を付けて完成
試用
取り替えるチャンスが無くて、まだ車両に付けてない。
付けた。