時計部の修理:また断念
導電ゴムの交換
部品で1、2個手に入れるとなると送料とかMOQとかで高くつきそうだったのでダイソーで部品取りになりそうなキッチンタイマーを買ってきた。
左のピンクの導電ゴムがキッチンタイマー スクエア、真ん中のゼブラカラーの2本はおしゃべりウォッチについてた奴、右の大きいピンクは4WAYキッチンタイマー。
キッチンタイマー スクエアは長さだけ合わせてカットすれば、そのまま使えるんじゃないかと目論んで買ったけど、おしゃべりウォッチより厚みがあって入らなかった。4WAYキッチンタイマーはうまくすれば1台で2本取れるかもと目論んで買ったもの。
4WAYキッチンタイマーの導電ゴムをデザインナイフでスライスしてピンクの部分を除去して長さを揃えたものを作った。
結果、これでも画面には何も映らなかった。
ちなみに、液漏れで酷いことになってたおしゃべりウォッチの導電ゴムの抵抗値は数KΩ、4WAYキッチンタイマーの抵抗値は数百Ωで1桁違ってた。
もう1台の時計部を修理:また断念
娘が使ってる個体をちょっと借りて、これの修理を試みる。
で、ばらしてみると材質や作りに違いがあった。
前回扱ってた個体はケースが白、娘の個体は青。
基板のパターン、コンデンサの数も違う。
それはさておき、細かい状態が見えないので実態顕微鏡を投入。
発信子を見てみるとこれもクラックが入ってる。
半田を盛りなおしても変化がないので、水晶発振子を交換してみる。発信子はアマゾンで32.768kHzを買った。
時計なので多分、32,768kHzだろうと推測して買っておいたんだけど、前回の発信子の波形が約32kHzだったので安心して交換できる。
で、交換しても発振しない。発信子周辺の基板の汚れを落としてがっかり。
発振子からの2本のパターンは左に回ってモールドされたICに繋がるんだけど、2本ともパターンが無くなってる。熱かけたからかなぁ。発信子の下の端子が繋がる方はモールド側には3mm位しかパターンが残ってない。多分半田で熱かけるとまた剥がれる気がする。
導電ゴムを置くと、ICと発信子の間が阻まれて配線を通す余裕もあまりない。そもそもケースで発信子は別室にされてしまうのでケースの加工も必要になる。
よく作戦を考えてやらないと終わってしまいそう。一旦全部くみ上げて娘に返そう。この先、どうしようかな。
おしゃべり部が動くと
2台目に買った方はおしゃべりは動いた。
これぞ自分にとってのドラえもんの声。大山信代さん、多分。娘にこの基板を入れて返したら大喜びしてた。