どんぶらアニマル さんぽ道

CBR250RR(MC22)とNSR80(HCO6)とAPE50(AC16)を中心とした備忘録。

CBR250RR(MC22)にUSB電源、というかスマホホルダーに電源給電

スマホのナビを使い、音楽の再生もしてるとスマホのバッテリが足りなくなって、毎度、帰り道をナビに頼れなくなるのが悲しかった。いつも知らない場所にズンズン進んでいくのでナビが無いと帰り道が心細い。知らない地でガソリンスタンドを探す時にも困るかもしれないし。


で、QI対応でありながら電源を繋いでなかったスマホホルダーに電源を繋いでみる。
CBR250RR(MC22) USB電源のリレー接続

電源の構想

多くのみんなと同じで、常時接続はリークによるバッテリ消費が気になる。MC22は古いので、尚更。
ACCオンで給電するのが正攻法。現代のバイクはACCオンでライトが点灯するけど、MC22の前期のライトのスイッチは、オフ/P/Hの3状態があり、Pがポジション、Hが普通の点灯となっている。これを利用すれば、バッテリが弱った時にポジションをオフにすることで少しでも余計な負荷の心配をしないで窮地を逃れられることもあるかも。こんなに気になるのは四輪の旧車でバッテリにまつわる色んなトラウマがあるからかも。気にしすぎかも。
 
ということで、ポジションオンで給電されるようにする。
電源トラブル時の問題切り分けを簡単にするためにリレーを導入する。リレーのオン/オフ制御にポジションライトの信号を使うことにする。
試してないけど、後期で同じ配線をすれば、メインキーをオンにしたら給電されるはず。

用意するもの

リレー(エーモン 4線リレー DC12V・240W(20A) 型番3235 他のものでも可)
110型カプラー(3極)のオスとメス(端子も)
ギボシ少々
Y端子 2個(スマホホルダーに付属していたケーブルを流用した)
線材(UL1007 AWG16)
圧着ペンチ(エーモン 電工ペンチ 型番1452)
 
CBR250RR(MC22) USB電源の材料

CBR250RR(MC22) USB電源に使ったリレー
 

ポジション信号の取り出し

ポジションにすると、テールライトが点灯する。テールライトの配線は比較的アクセスしやすく、バッテリにもまあまあ近いのでテールライトの電源をリレーのオン/オフに使う。
まずは、シートカウルを外す。ばっちくて恥ずかしい。。。
CBR250RR(MC22) USB電源の取り出し
 
車体側とテールライトを繋ぐコネクタを外した、車体側のケーブルはこんな感じ。110型カプラが合うよねと手持ちのカプラを挿したとこ。
CBR250RR(MC22) テールライトのコネクタ

テールライト点灯で12Vになる配線を調べたら、コネクタの左端の茶色に白ラインの入った線だった。ポジションをオフにすると0Vになることも確認。
CBR250RR(MC22) テールライトのコネクタのACCを確認

 
車体側とテールライト側の間にテールライトがオンになった時に12Vになる配線を横取りするハーネスを作って接続。青、茶、黒、緑の線が繋がってるハーネスが作ったもの。
 
ハーネスは単純で、3本の線をそのまま橋渡しし、車体側の茶に白ラインの線だけ2本に分岐(青い線)して引き出すだけ。引き出す線は、制御信号なのでリレーを引くだけの電流(今回使ったリレーは150mA)しか流れないのでもっと細くてもいいけど、機械的な強度が欲しくて太くした。
 
ハーネスの写真撮り忘れた。。。写真ではわかりにくいけど、テールライト側で、茶色の線に端子を圧着するときに青い線も一緒にまとめて圧着してる。この青い線が横取った線。この線は車体に沿わせてバッテリ付近まで引き込む。
CBR250RR(MC22) テールライトに割り込むハーネス作成
 

全体の接続

バッテリ付近にリレーを配置し、リレーの説明に合わせて配線を接続。
CBR250RR(MC22) リレーの配線接続
 
CBR250RR(MC22) リレーの説明書
リレーの接続は
赤をY端子でバッテリのプラス
黄をスマホホルダーのプラス
黒をバッテリのマイナス
青を横取りした線
となる。
 
スマホホルダーもアースに接続する必要があるので、写真ではバッテリのマイナスから出てきた線をリレーとスマホホルダーに分岐して両方に接続してある。
この接続は、テールライトが点灯すると青が12Vになり、リレーのコイルが磁気を発生する。コイルに磁気が発生すると接点(リレーの取説の②)が磁力にひかれて赤と黄の間が導通し、赤の12Vが黄につながり、黄から12Vが給電されるという仕組み。
 

配線の取り回しと固定

ホンダ純正スポーツグリップヒータを買ってあるので、リレーからスマホホルダーまでの配線はやり直す予定なのでちょっと雑。気を付けるのは、タンクやシートに挟まれない場所を通すこと。
 
やり直すときはコルゲートで保護する。ETCも買ってあるけどカード払いでいいのかも。まだ高速に乗ったことないのでどっちが正解か分からない。最寄りのインターは第三京浜 町田インターなんだけど、ここの入り口が渋滞してると16号にまで並んでる。そんな時にバイクってどうするものなんだろ。路側帯使って前まで行ったとしても、ゲートまで列が繋がってたら、どこかで割り込みをしなければならなくなるはずで、それはダメなんじゃないかとか、非ETCのゲートに列ができることがないならそこに行くのが良いのかとか。。。話が逸れてしまったけど、こんな悩みを持ってる。
CBR250RR(MC22) テールライトのACCの引き回し

CBR250RR(MC22) リレーのをフレームに固定

CBR250RR(MC22) USB電源の引き回し

CBR250RR(MC22) 一番前のUSB電源の引き回し
 
ちなみにホルダーはアマゾンに売ってる
「Kaedear(カエディア) バイク スマホホルダー QI ワイヤレス充電 防水 USB 電源 携帯 ホルダー 置くだけ 充電 ワイヤレス バイク用 【 クイックホールド qi USB 】 アルミ製マウント スマートフォン iphone galaxy QI 最大 15W USB QC3.0 最大 18W 充電器 ミラー マウント 原付 オートバイ スクーター (ブラック)」
というとても長い名前のもの。
買ったときは2千円台だったはず。高くなってる気がする。
CBR250RR(MC22) USB電源をスマホホルダーに接続完了
 
電源繋いでないけど同じホルダをエイプでも使ってて、スマホの脱着が簡単で、落ちる気配もない。脱落の保険で、スマホにストラップ付けて、ホルダーのアームに引っかけてある。ホルダー自体が落ちたらだめだけど。。。
こいつの隠れた良いとこは、19φのステーに付けるアダプタが入ってること。
MC22のカウルステーにピッタリ。
CBR250RR(MC22) スマホホルダーをカウルステーに取り付け
あと、USB Type Aコネクタもあるので、USBケーブルを挿せばいろんなものを充電できる。
 
ホルダーの裏側に3ポジションのシーソースイッチが付いていて、
QI充電
オフ
USB Type Aの給電
の切り替えができる。
 
できる、というかスイッチを操作してQIとUSBの切り替えが必要。スイッチには防水カバーが付いていて、裏側にある上、スイッチ自体も小さいので操作しにくい。とはいえ、QIとtype Aが使えるのはありがたい。

試乗

いつでもスマホのバッテリが100%なのはとても心強い。心置きなく迷子になれる。
 
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