どんぶらアニマル さんぽ道

CBR250RR(MC22)とNSR80(HCO6)とAPE50(AC16)を中心とした備忘録。

CBR250RR(MC22)のオイル交換とオイル量の測り方

雨だし、前回のオイル交換から4000kmになったのでオイル交換した。前回オイルエレメントを交換したので今回はオイルのみ。

CBR250RR(MC22)のオイル交換

用意するもの

 
 
オイルは前回の余りがほんのちょっとしかなく、足りなくなったら困るので1Lを3本買った。
CBR250RR(MC22)のオイル交換
 
ドレインワッシャーはSTRAIGHT ドレンパッキン ホンダ用 M14 94109-14000 19-17012 20個入り。外径:22mm、内径:14.2mm、厚さ:2mm。純正をバラで買うとコスパが悪いので20個入りにしてみた。

CBR250RR(MC22)のドレインワッシャー

 

オイル抜き

サイドスタンドで立てて、エンジンをかけて2分位暖気。ドレンの位置が左寄りなのでリアをスタンドにかけるより、サイドスタンドで立てた方が抜ける気がするけど、、、そうでもないみたい。
 
念のため、オイルパンをそっと触ってみて、熱くてオイルに触ったら火傷するかもって位熱かったら冷めるまでしばらく待つ。冷間から数分のアイドリングならばオイルもオイルパンは殆ど熱くならないから大丈夫。
 
左のサイドカウルだけでもいいんだけど、左右のサイドカウルを外してオイル受けを用意してドレンボルトを指で回せる程度まで緩める。
CBR250RR(MC22)のドレンボルト

 

 

オイルを受ける容器をドレインの下にきちんと置いて、ボルトを指で回して抜く。

バイクのエンジンオイルを抜く

ボルトを抜くとき、ボルトの頭に人差し指をあてて、オイルパンに軽く押し付けながら親指と中指で緩めていき、ネジ山から外れたら押し付けていたボルトをサッと穴から外すとオイルが殆ど手に付かずに済む。
 
外したボルトはこんな感じで鉄粉などは無し。
CBR250RR(MC22)のドレンボルト
 
 
オイルが抜け終わってきて、ぽたぽたと雫になってきたらハンドルを持ってバイクを垂直に起こす。すると出てくるオイルの量が増える。立てた状態で雫になったらまたサイドスタンドで立てて雫が3秒おきくらいになったら終了。
 

オイルの粘度は悪くなさそうだけど結構黒い。異物は入ってなかった。オイルは廃油処理ボックスに投入して処分する。オイルの粘度は新品のオイルと触り比べるとわかりやすい。

CBR250RR(MC22)の使用済みオイル

エンジンから廃油処理ボックスに直接入れてもいいんだけど、オイルの状態が分かりにくいのでステンレスの容器に抜いてから廃油処理ボックスに移してる。あとでステンレスの容器をキッチンペーパで拭いてパーツクリーナで脱脂する手間があるけど金属片やカーボンの状態を見たいからあえてこうしてる。容器は専用のプラスチックのものなどもあるけど色が黒っぽいと状態が見にくいんじゃないかな。その点ステンレスは見やすい。オイル量が2.2~2.4Lなので4L位の容器があると扱いやすいと思う。

鉄粉やアルミ粉程度のものがオイル交換の度に増えてきてればエンジンオーバーホールの準備を考え始めて、割れた部品の破片が出てきたら突然壊れる可能性が高くなるので予備エンジンに載せ替える準備をするといった指標にしてる。乗れない期間を長くしたくないので予備エンジンを確保してあるけど、予備をそのまま載せるのも不安だからそれなりに予備の準備も必要なのでオイルの状態は見ておきたいかなぁと。

 

ちなみに使ってる容器の高さは13cmで車両との隙間はこれくらい。部品洗浄にも使えるようにかなり大き目のものを使ってる。

バイクのオイル交換のオイル受け

これ以上背が高いとボルトの脱着が多少やりにくくなる。オイル交換にしか使わないのであれば4L以上の容量があってもっと低い方が使い勝手が良いかも。
 

ドレインワッシャーを新しいものに交換。

バイクのドレインワッシャー交換

 

アルミ製のワッシャーは毎回変えなくても大丈夫だけど、何度も使ってるとどんどん潰れてボルトから抜きにくくなる。

バイクのオイルドレインワッシャーの変形

ワッシャーがつぶれて内径が小さくなり、ネジ山に引っかかって抜けない。こんな時、軽症であればワッシャーを反時計回りに回しながら引き上げると簡単に取れる。銅ワッシャーは毎回交換しないと漏れやすいけど、経験上アルミは毎回変えなくても大丈夫。でも大量に買ったので2回に1回くらい変えようかな。

 

ボルトを締め込んでる間も多少なりともオイルが出てきて周辺がオイルまみれになるので、締め込んだ後はパーツクリーナーで脱脂して綺麗にしとく。

バイクのドレインボルトの締め込み

こうしとくと、この先オイルが滲んできた時に見やすい。汚れてると滲んだり漏れてきてても気づきにくいから。

 

オイル入れ

入れるオイル量はエンジンにも書いてある。オイル交換だけなら2.2L。オイルフィルターも交換するときは2.4L。垂直にするというのが、リアをスタンドにかけても大丈夫なのかわからなかったので比較してみた。
CBR250RR(MC22)のオイル量
 
オイルジョッキを使った方が簡単そうだけど、しまっておく場所を取るので100均の漏斗を取り付けて入れる。
 
バイクのオイル交換の漏斗
 
漏斗の穴が小さいのと傾いてることもあって、あんまりドバっとは入れられないのでのんびりと。

バイクのオイル入れ

 
ゲージは奥までねじ込まずに測り、ゲージの平たい部分の真ん中にある線がMAXの位置だと取説に書いてあった。
CBR250RR(MC22)の取説のオイル交換

 

 
バイクをサイドスタンドで立てた状態でオイルを入れるので、この状態でゲージのMAXまで入れると入れすぎになるかもしれないので、まずは2L入れてみた。サイドスタンドのままだとゲージの先っちょにちょっとつくだけだったが、バイクを垂直に起こして油量を測るとこんな感じ。起こすときに揺らしてしまったからちょっと変な付き方をしてる。
CBR250RR(MC22)のオイルレベル1

 

とりあえずエンジンをかけて1分位オイルを循環させる。少し継ぎ足して、バイクを起こして測定。ちょびっとMAXを超えてるけどこれで良しとする。
CBR250RR(MC22)のオイルレベル2

 

 
リアをスタンドにかけるとオイルの高さが変わるのかな?と思って、スタントでリアをこれくらい持ち上げて、
CBR250RR(MC22)のリフトアップ

 

 
測ってみると、少し少なく見える。
CBR250RR(MC22)のオイルレベル3

 

 
地面に接地した状態で起こした時も、リアをスタンドにかけても垂直には変わりないけど、地面に設置してる方が正解な気がする。どっちでも(ほぼ)範囲内なので良いかなと思うけど、スタンドにかけるときはMAXより少な目にしよっと。
 

後始末

抜いたオイルを廃油処理ボックスに移して、ステンレス容器はオイル交換中に使った使用済みのキッチンペーパで簡単にふき取ってキッチンペーパも廃油処理ボックスへ。

バイクのエンジンオイルの廃油処理

 

容器に付いてるオイルを集めるため壁に立てかけておく。

バイクの廃油容器の洗浄

写真を撮り忘れたけど、カウルを戻したり片付けをしてる間にオイルが下に溜まってくるのでそれも廃油処理ボックスへ。

 

廃油処理ボックスのビニールの口を閉めて、念のため箱をゴミ袋に入れてポイ。

エンジンオイル交換後の廃油処理

 

容器と漏斗をパーツクリーナーで綺麗にして終了。

エンジンオイルの廃油処理

 

余談

現在の距離は約67000km。次は3000kmで換えてみようかな。
CBR250RR(MC22)の走行距離

 

 
 
会社が新横浜から品川に移転し、通勤時間が2時間弱になった。満員電車でストレスを感じながら会社に行くと、着いた時点で1日の仕事の半分が終わった気になる。残りの半分は帰りの電車。。。ということでバイク通勤を始めて2週間が経過した。バイクでも2時間弱なので時間的には変わらないんだけど電車と違って会社に着いたときにひと遊びしたから仕事しようっという気になる。帰りは1時間ちょいなのでちょっと時短にもなる。往復77kmで距離が伸びていくので次回の交換時期を逃さないように気を付けよう。雨の日は電車だけど。

 

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