どんぶらアニマル さんぽ道

CBR250RR(MC22)とNSR80(HCO6)とAPE50(AC16)を中心とした備忘録。

CBR250RR(MC22)のフロントホイール周辺からの異音、ホイールバランスをとって解決

60km/hを超えるとフロントホイール周辺からグオーーーっと異音がしていた件、昨年ベアリングを交換したが解消せず、次はホイールバランスだと思いながらも長らく放置していた。屋外で金属を持ち続けても耐えられるくらいに暖かくなってきたので、駄目元で自分でホイールバランスをとってみた。

 

用意するもの

ホイールバランサーのシャフト(STRAIGH シャフトセット 15-3641、アマゾンで2千円位)
ホイールバランスウェイト(5gと10gが何個か入ったやつ、アマゾンで900円位)
マーキング用のテープやシール、チョーク等(養生テープを千切って使った)

自分でホイールのバランス取り

頻繁に使うものではないので、ホイールバランサー本体は買わずにシャフト部のみ購入。収納場所を結構取られてしまうことが本体を買わなかった本当の理由。機材が足りない分は努力と体力と知力と妥協で何とかする。

下の棒がバランサーのシャフト。上がウェイト(2個使用後)。
バランサーシャフト
 
普通はシャフトを載せる馬や台を用意したり、もっと凝ると軸受けにベアリングを使ったりするが、用意するのが面倒だったので両手で持って振る方法で。シャフトを両手で持って、両肘を膝にのせてブルブル振ると重い場所が下になる。
この方法はベアリングが正しい位置に圧入されていないとできないと思う。打ち込みすぎてたり、打ち込み足りていないとベアリングのボールがレースにあたった状態になるのでスムーズに回らない。バランサーのシャフトを固定するときもきつく押さえつけるように固定してしまうとスムーズに回らないと思う。バランサーシャフトはピッタリにする必要は無いので、シャフトをアキシャル方向(抜き差しする方向)に動かした時に0.5mm位カタカタと動く程度に緩い位置で固定した。
 

手で振ると、降り方によって一定の方向に回転力が加わる可能性があるので、2回測定したら、タイヤを左右ひっくり返してまた2回測定した。どっちでもだいたい同じ位置で止まった。この結果を見ただけでも違和感が。一番重いところはバルブの位置になるか、バルブの重さを考慮してタイヤに重くしてある方向があるのでバルブの反対側のどっちかになるはずがバルブと約90度ずれた位置になってる。

 
タイヤの取り付け位置のマークとバルブの位置は合ってるので90度ずれたとこが重いのはタイヤの偏摩耗かホイールの異常の可能性が高い気がする。
 

とりあえず、10gを仮止めしてまた左右で1回ずつ振ってみたが、まだテープを貼った位置が上にくる。

 
更に10g足して(合計20g)、左右一回ずつ振ってみると、今度は貼った部分が下になるようになった。付けすぎた。
 

10gを1個外して、5gに入れ替えて(合計15g)左右で2回ずつ振ってみたら毎回違う位置で止まるようになった。これ以上の精度を突き詰めるのは手では無理、というか思ったよりホイールセットは重くて手がガクガクし始めたので終了。

 
ウェイトを本貼りして完成。なんかかっちょ悪い。
 

試乗

で、乗ってみたところ、唸り音はしなくなった!フロント周りの唸り音の原因はホイールバランスだった。
プラシーボで60km/h未満もすっきりした感じがする。
 

MC22に合うタイヤの選択肢

バルブから90度ずれたところが重いのは普通ではないと思うがホイールが悪いとは考えにくい、というか考えたくないのでタイヤが悪いということにしてタイヤを発注することにした。
タイヤは車両を拾ってきた時からひび割れしてたので変えなきゃと思いつつ、何を選んだら良いのか分からずズルズルと来てしまっていた。
 
MC22の標準タイヤサイズはチェーンカバーにシールが貼られてて、
フロント:110/70R17 54H
リア:140/60R17 63H
となってる。
 
皆さんが言っている通り選択肢は以下の2つしか無いらしい。
BRIDGESTONE BATTLAX RADIAL BT-92
DUNLOP SPORTMAX α-14
 
標準以外のサイズにするのもありだろうけど、まだ標準の走りも分かってないし、分かる能力も足りていないのでまずは標準で。
 
どっちにしたらいいのか決められずにいたけど、MC22を楽しむにはハイグリップを経験しておこうとエイやでα-14を発注!
 
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