どんぶらアニマル さんぽ道

CBR250RR(MC22)とNSR80(HCO6)とAPE50(AC16)を中心とした備忘録。

ボロいスエードジャケットのクリーニングと補色

いつものように誰も手を出さないジャンクをヤフオクをぽちった。

染みがあったり、袖口などは皮脂汚れでバッチい感じだったのでツナギの洗濯と同じように洗濯から始めた。

ボロいスエードジャケットを買った

洗濯前のブラッシング

汚れを落としやすくするために全体をブラッシング。裾周りや袖口のような汚れがひどくてスエードの毛羽が固まってしまってるところは念入りに。結構ケバケバになってしまったので、最後にライターで焼く等した方がいいのかも。

ボロいスエードのジャケットのブラッシング

金属ワイヤーが入ったブラシを使ったけど、必要以上にレザーが痛むので金属ワイヤーは無い方が良かった気がする。

 

洗濯

ツナギのクリーニングで得た教訓からいきなり洗濯機を回すことに。ジャケットを畳んでネットに入れてポイ。

ボロいスエードジャケットを洗濯機で洗う

 

使った洗剤は家にあったアクロン、柔軟剤はソフラン。あまり洗浄力が強いものは油分を落とし過ぎそうでレザーには向かない気がする。経験が少なくてあてにならないけど、今のところはおしゃれ着用であれば銘柄にはこだわらない。

ボロいスエードジャケットの洗濯に使う洗剤

 

洗濯機のモードもおしゃれ着モード。最近は気温が低くて乾くのに時間がかかりそうだったので脱水は長めに。

で、洗濯が終わって広げてみると(写真は2日程陰干しで乾燥後)。。。

ボロいスエードのジャケットを洗濯した結果

黒かった袖のラインが緑に。。。もしかしたら元々の全体の色はこのラインの緑だったのかも。とりあえず、洗濯して必要な油分等も落ちてしまっているからスエードに使える栄養兼クリーナの革王クリーナというものを使ってみた。カビ臭はしないんだけど最後に除菌、抗菌もやっといた。でもショウノウ臭い。。。

ボロいスエードのジャケットの栄養補給

 

補色

染料、顔料のどちらを使うかという選択は迷わず染料。ケバケバしているものに顔料を使ったらケバケバ感が無くなるのは目に見えてるから。

染料もどれが良いかいろいろな意見があって、調べれば調べるほど正解かわからなくなったのでエイヤッでFAMACOのスエードカラーダイムリキッドの黒を買ってみた。

ボロいスエードジャケットの補色染料

 

色移りが気になってたので、シュリンクレザーの 切れ端の裏にかなりしつこくたっぷりヌリヌリして一晩放置し、塗ったところにこれまたしつこく強く、白いレザーをこすり続けた結果。

スエードに塗った染料の色移りの確認

白いレザーの真ん中にある線が色移りした部分。かなりしつこく擦ったのでちょっと擦った程度では移らないことが分かった。カバンに使うと体とこすれ続ける部分で色移りしそうだけど、今回の様な袖の上側のラインであればこすれあう物も少なくて、自分の場合はショルダーバッグの肩紐位しか擦れ合うものが無い気がするので許容範囲かな。

 

ぬりぬり前がこれで、

ボロいスエードジャケットの補色前

 

ぬりぬり後がこれ。毛の流れにそって塗り、逆らって塗り、流れの左右からも塗りと何度も繰り返して塗った。

ボロいスエードジャケットの補色後

十分満足な出来栄え。

写真を撮り忘れたけど、塗る前に100均のマスキングテープでマスキングをしといた。

 

完成

写真を撮るたびに緑っぽく映ったり、茶色ぽく映ったりして本当の色で写らない。。。

ボロいスエードジャケットの洗濯と補色完成


左ぽっけの下に破れがあったり、胸ポッケから下に向かって落ちない染みがあったりするけどこれはこれで良いかなと。毛羽を焼こうと思ってたけどこそのままにしといた。

お気に入りになったんだけど、ちょっとサイズが大きい。下に着こんで羽織る感じで使っていこうと思う。

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