どんぶらアニマル さんぽ道

CBR250RR(MC22)とNSR80(HCO6)とAPE50(AC16)を中心とした備忘録。

CBR250RR(MC22)のステムベアリング交換:再挑戦

 前回、ばらしたはいいけど部品を発注してなかったので、部品が届いて再挑戦。

用意するもの

エンジンジャッキと木片
フロントホイールの脱着に必要な24mmソケット
ロックナットレンチ 2個
トップブリッジのボルト用30mmソケット
トルクレンチ
トンカチ
貫通ドライバ(マイナス)
スライドハンマー(自転車用 ホーザン C-435)
ヘッドワンリムーバー(自転車用 ホーザン C-436)
グリス(今回はSUPER ZOIL グリース)
ラスペネ

以下、発注した部品

90506-425-830 ワッシャー ロック
53214-KA4-701 ダストシール ステアリングヘッド(アライ)
91015-KT8-005 ベアリング ヘッドパイプアッパー
91016-KT8-005 ベアリング ヘッドパイプアンダー
53214-371-010 ダストシール ステアリング


パーツリストの図ではベアリングにレースがセットになってるのか分からずちょっと不安だったけど、上下のレースもセットだった。

ステムを外す

手順は前回と同じ。
キーシリンダー毎トップブリッジを外す場合は、ヘッドライトの上にあるコネクタの束からキーシリンダーのコネクタとギボシを外す。
MC22のキーシリンダーのコネクタ

 

すぽっと抜いてこんな感じ。
MC22のステム取り外し

 

 

アンダー側のレースを外す

今回はタガネが行方不明。なのでNコロの頃から使ってるマイナスの貫通ドライバを使った。
ステムを傷つけないようにステムから3、4mm離れたココと、
MC22のステムのレースの外し方

ココ、

MC22のステムのレースの外し方
を交互に叩いて外す。
叩く前にラスペネしといた。
叩くときは木片の上にステムを立てて、ガンガン叩くのではなく、コツンコツンと叩いて、一回のショックで外れていく量を少しに抑える。そうすると叩いていない裏側の方も一緒に進んでくれる。力任せにガンガンやると叩いたとこだけ動いてレースが斜めに傾いて面倒なことになりがち。ラスペネが効かないくらい錆びついてるとどうやっても片側を叩くだけではダメかも。
力加減は、少しずつ叩く力を強くしていき、ちょっとでもレースが動いた時に裏側も同じ分だけ動いてればOKという感じで力加減を探っていくと良いかも。
 
うまいこと進んでる。
MC22のステムのレースを外す
 
ずんずんと。
MC22のステムのレースを外す

 

 
ラスペネ効果なのか、運良くすんなり、綺麗に外れた。シールはボロボロ。
MC22のステムのレースを外れた

 

MC22のステムのレースを外れた

 

使ったのは、木片、ラスペネ、貫通ドライバ、トンカチ。自転車と違って叩けるところがあるので楽な感じがした。
MC22のステムのレース外しに使った工具
 

アンダー側のレースを打ち込む

なぜか用意した打ち込み用のパイプにステムが入らない。。。
MC22のステムの直径

 

うーん、ステムの外径は30.0mm。これは予備のステムでも確認してあった。なので内径31mm以上のパイプを買おうと思っていたのになぜか内径30mmを買ってた。
MC22のステムの直径
 
気を取り直して、大昔に自転車用に買ったホーザンのスライドハンマー C-435が使えないか引っ張り出してきた。これは自転車の下玉押し(レース)用で、2回しか使ったことが無かった。
MC22のステムベアリングの打ち込み

 

このスーパーオーバーサイズが31.8mmなので使えそう。
MC22のステムベアリングの打ち込み

アンダーのシートとレースを入れてスライドハンマーで大胆にして繊細に叩くと当たり前だけどすんなり入った。
MC22のステムベアリングの打ち込み



フレーム側のアッパーレースを外す

自転車用の工具を引っ張り出したことで、ヘッドワンリムーバーも出てきたのでこれを使った。レースにあてがってみるとちょっと小さい。なのでこの後リムーバーの先を少し広げて使った。

MC22に自転車用のヘッドワンリムーバーを使う

 

レースが外れてタンクに飛んで行った。
MC22に自転車用のヘッドワンリムーバーを使う

フレーム側のアンダーレースを外す

アンダー側の内側を覗いてみたら、前後の2か所に窪みがあった。多分、(違うかもしれないけど)リムーバーを入れる箇所のような気がする。
MC22のアンダーレースを外す

下のレースは上よりかなり大きいのでリムーバーは使えないかなと思っていたが、リムーバーの2か所の窪みにあたる部分を広げてみた。
MC22のアンダーレースをリムーバーで外す

ヘッドに入れてみるとこんな感じではまった。
MC22のアンダーレースをリムーバーで外す

リムーバを軽くたたくと簡単に外れた。
MC22のアンダーレースをリムーバーで外れた

外れたレースはこんな感じ。

明日へ向けて

朝からのんびりやってたので、今日はここまで。
一番懸念していたステム側のアンダーレースを交換できたのでちょっと気が楽になった。
明日の懸念はフレーム側のレースの打ち込み。下からの打ち込みになるのでどうなることやら。
 
ステムベアリング交換のついでに予備に買ってあったフォークをオーバーホールして交換しようと思って同時進行していたが、ボトムのボルトが供回りして緩まない。これに一番時間がかかり、結果的にお手上げ。上からボルトを抑える工具もあるらしいけど、超ロングエクステンションも必要になり、きっと作業場所がオイルだらけになるのでどうしようと躊躇していたらトネのエアインパクトが半額以下のセールになってたので勢いでポチッた。うまくいく保証はないんだけど。。。
 
明日に続く。
 
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