どんぶらアニマル さんぽ道

CBR250RR(MC22)とNSR80(HCO6)とAPE50(AC16)を中心とした備忘録。

幅広の革靴を探した結果、ビルケンシュトック パサデナのソール交換

会社がM&Aとかいろいろあって親会社からドレスコードの締め付けが厳しくなり、営業だろうが開発だろうが経理だろうが全員スーツに革靴、髪色も細かく限度が決められる事態に。もともと開発をやってて「格好で仕事してるんじゃない」とか言ってたけど、懇意にしている上司が怒られるという望まない結果になりそうで、仕方なく適当な革靴を買って履いてる日々。。。

自分の足はかなり幅広なので、スニーカーはニューバランスの4Eがちょうどいい感じで、ABCマートなんかに行っても選択肢はあまり無い。革靴はもっと選択肢が無くて履ければ良いやと妥協して続けてきたけど、久々に幅広な革靴を探してネットサーフィンしてたらビルケンシュトックを目にして、なんかかわいい、これなら指先も余裕があっていいかもと試しに中古を落札してみた。

落札したのはパサディナで、履いてみると窮屈感が無くていい感じ。でも中古故、インソールはカチカチで履き続けてもなじむ気がしない。純正はすでに廃盤らしい。ということで試しに汎用のインソールに変えて見た。

 

用意するもの

  • インソール
  • ハサミ
  • (油性)ペン

 

使うインソール

インソールはアマゾンで買ったJINN TOKYOのインソール。理学士や医師監修とされるインソールが沢山あるけど本当かどうか。もう1つ、(今回は使わなかったけど)コロンブスの高反発抗菌インソールも買っておいた。ビルケンシュトックは全体的にかなり幅広なので、土踏まずのところが細くなっていないこと、つま先付近も細くなってないものを選んだ。他のインソールと比べて比較的つま先が細くなってないものもビルケンシュトックには細く見えたので、32cmまで対応する大きなものを選んで切って使う前提で買った。

 

今回使うのはJINN TOKYO。表はこんな感じ。インソールを変えたらビルケンシュトックの意味が無いと怒られそうだけど。

BIRKENSTOCKのインソール交換

 

BIRKENSTOCKのインソール交換

 

パッケージにはこんな説明が。3980円となってるけどアマゾンでは980円だった。

BIRKENSTOCKのソール交換

 

型取り

さて、ビルケンシュトックのサイズをカバーできる大きさがあるのか?

ビルケンシュトックのインソール交換

オリジナルは縁の部分の上の方が広がってるので真上から見るとJINN TOKYOの方が小さく見えるが底の部分はほぼ同じだった。

BIRKENSTOCKのインソールのサイズ比較

つま先部分をカットするだけでうまくいく気がしてきた。

ちなみに、オリジナルのインソールを取ろうとしてもびくともしなかったので接着されているのかと思ってたけど、ぐいぐい引っ張ると取れた。でも慎重にやらないと薄くなってる縁の部分が割れそうなので要注意かも。

 

カット

まずは右足から、2つのソールを重ねてマジックで線を引く。が、写真では線が見えないなぁ。ちいさく切ってしまうと後戻りできないので気持ち2mm位大きめに切る感じで線を引いてみた。

ビルケンシュトックのソールをカット

 

うっすらとマジックの跡があるので、これに沿ってハサミでカットする。

BIRKENSTOCKのインソール交換

 

こんな感じにカットした。

BIRKENSTOCKのソールをカット

 

左足分はカットした右足のソールを重ねて型取りをして右同様にハサミでカットする。

ビルケンシュトックのインソールを切る

 

フィッテング

自分の足にではなく、パサデナにインソールをフィッティング。なんと右足は一発でピッタリ。左足は少し大きかったので2mmほどつま先をカットしたらぴったりに。

ビルケンシュトックのインソールを交換した

インソールが変わるとビルケンシュトックらしくない感が強い。。。

ビルケンシュトック好きな人から見ると許せない魔改造なんだろうな。

いっそのことソールに動物の絵でも描いてやろうか。

 

でも完成。

 

試着

衝撃吸収なインソールなので、カチカチのインソールとは比べ物にならないくらい楽で気持ちい。底面から足の裏までの距離はオリジナルと大きくは変わってない感じだけどちょっと余裕が大きくなった何時がする。

ビルケンシュトック本来の良さは無くなってるんだろうけど、これは良いかも。母指球あたりの左右の幅の余裕がありすぎな感じがするけど、しばらくこれで歩いてみて必要に応じてインソールの厚みを追加したりしてみようと思う。

普通の靴屋にも幅広タイプの革靴があるんだけど、幅広対応の靴でもワンサイズ大きいものでないと親指か小指の付け根の上のあたりが痛くなるので、体に対して靴がでかいという違和感が。更にとんがってる靴が多いけどこれはもう靴人間に見えるくらいに靴の存在感がでかい気がして嫌だった。

ビルケンシュトックも幅が広いので存在感はあるんだけど、堅苦しくない感じのシルエットとデッキシューズのようなデザインが好印象だった。残念なことに、丸っこいデザインは新品では買えないらしい。でもビルケンシュトックは気に入ったのでモンタナ、シカゴ、ギルフォードとかも試してみたいなぁ、と思ったり。これも先が広くて丸っこいのは古いモデルじゃないと無いのかなぁ?

ちなみに落札後、ごみを落として、コロンブスのレザーキュア 除菌・抗菌ミストで念入りに除菌して、革ジャン用のオイルを塗るという基本手順は済ましといた。靴ひもは手もみで洗ったら真っ黒な汁が出た挙句デコボコになったので長さ60cm、太さ3.5mmの汎用靴紐を買って交換した。

 

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