去年の冬、平日に乗りたいと思うと毎晩深夜になってしまい指先が冷たくて辛かった。ホンダ純正グリップヒータが使えそうだったので買ったはいいが、寒くて、というか時間が出来ても乗っちゃうので取り付けることなく次の冬が迫ってきた。キャブ側のスロットルワイヤーを外さないと付けられないらしいのでキャブのオーバーホールのついでに付けることに。
この作業はキャブの載せ替えと同時にやってた。
用意するもの
・ホンダ純正スポーツグリップヒータ 08T50-MGE-000
・スポーツグリップヒーター取付アタッチメント 08T70-MFM-C00
・グリップボンド(コニシ ウルトラ多用途SU)
なぜお高いホンダ純正にしたのか
ホンダの説明を見て良いなと思ったポイント。
・「温度設定の説明」によると一番冷える部分の温度が高くなるように作ってある
・「バッテリ電圧監視」によると電圧異常の場合は出力をOFFし、点滅でお知らせするように作ってある
・「開発コンセプト」によると温めるだけでなくすべてを考えて本気で作った
・グリップの太さが程んど変わらない
・日本メーカの安心感
昔から大好きなホンダが本気で作ったものなら使ってみたい。
電圧監視は電装が弱ってる古いバイク程ありがたい。
温度設定に関しては右側はワイヤーの制限でホンダが意図した位置とはずれちゃってるはず。MC22は対象車ではないので仕方ない。
アタッチメントの選定
取り付けにはグリップヒータとアタッチメントが必要。
グリップヒータに入ってるものはこれ。左右のグリップとコントローラだけ。
箱の型番と発注した型番が違ってるのは、品番が変わったからみたい。
発注したのは08T50-MGE-000。08T70-MGE-J11に変わったらしい。08T70-MGE-J10も同じなのかな?はっきりしないなぁ。
でも、ワイヤーが乗る部分の径が変わるので遊びの再調整が必要になるんじゃないかな。そうなるとグリップ側の調整では済まない可能性もあるので、キャブを外す覚悟は必要かも。
使ったボンドはこれ。耐久性とかはわからないけど、このパッケージは使った後もこの状態に戻せるのが便利。ヘラも生き別れになることなく保管できるから。
アタッチメントにはハーネスと保護チューブ、結束バンド、両面テープが入ってる。これは買わずに自作することもできるけど、コントローラのコネクタを用意したり結線を調べたりするくらいだったら買った方がタイパが良いと思う。
アタッチメントはいくつか種類があるけど、CB400SF用が長さ的に余裕があるとどこかで見かけたのでこれにした。
取り付けにはスロットルワイヤをキャブ側で外さなければならないの?
キャブ側を触らなくても出来なくはないような気がするが、結局調整が必要になって触ることになる気もする。実際に試してないのででわからない。
単純にグリップを引き抜こうとすると、これ以上出てこないけど、ハンドルを外すか緩めるかして後方にクルっと回せばグリップを抜くことはできそう。そのあと、遊びを増やさずに太鼓が抜けるか次第じゃないかと。
上がもともとついてたグリップ。下がスポーツグリップヒーター。
ハンドルに通して、ワイヤにもグリスぬりぬり。なんか綺麗に濡れてない。。。
ボンドを塗る。また抜くことになるかもと弱気な感じでボンドは少な目な感じ。これを全体に伸ばす。
元々のワイヤーが載る部分の直径は31.8mmくらい。
スポーツグリップヒータは、34.2mmくらいで太い。
グリップの取り付け
キャブの交換と一緒にやったので、スロットルワイヤーのキャブ側は外れている状態。
右ハンドルから。ハンドルにグリス塗って、
グリップのワイヤーが載る部分にグリス塗って、
あとは普通にキャップを閉めておしまい。
次に左ハンドル。
ボンドが劣化して機能してなかったので引っ張るだけで簡単に抜けた。
掃除して、
新しいグリップをはめるだけ。ボタンの位置はどこが使いやすいのか探りながら位置決め。もともとついてたグリップと太さ、長さの差はほとんど無い。
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