どんぶらアニマル さんぽ道

CBR250RR(MC22)とNSR80(HCO6)とAPE50(AC16)を中心とした備忘録。

CBR250RR(MC22)のプラグ交換

年末にエンジンがかからず困ってしまった事件から2か月弱。プラグ穴の下調べをするもなかなか交換できずにいたけど、やっと交換した。

CBR250RR(MC22)のプラグ交換

 

用意するもの

  • プラグ(4本)
  • プラグソケット(今回は2種類試してみた)
  • 10mmスパナ(純正プラグレンチを回す用)

CBR250RR(MC22)のプラグに使う工具

古いプラグを抜く

カウルを外して、ラジエータの下のピンを抜き、つっかえ棒にする。

CBR250RR(MC22)のプラグ交換の準備

 

難関の3番からやってみた。3番にアタックするのに1番、2番のプラグキャップが邪魔で手を入れにくいので全部キャップを外してよけておいた。純正のプラグレンチを入れるとこんな感じ。

CBR250RR(MC22)にプラグソケットをセット

 

プラグ穴の下調べをしたときに用意しておいたKALOLINNA スパークプラグレンチ 16mmを入れるとこんな感じ。

CBR250RR(MC22)のプラグホールにソケットを入れる

 

KALOLINNAで進めてみる。狭い場所では短いハンドルの方が有利かと思ってTONEの全長110mmのショートラチェットハンドル(ホールドタイプ) RH3HSを使ってみた。(新しいプラグを取り付けした時にソケットを取り出しやすい気がしたのでホールドタイプにしてみた)

CBR250RR(MC22)の3番プラグ交換

 

が、ここで予想外なことが。プラグが固着しているかのように超硬くて回らない!なんで?前オーナーはプラグはバイク屋に頼んで交換してあると言っていたので30年モノではない。4年モノ程度なはずなんだけど。なんで?と思いつつ狭いスペースでやりにくい中、うなりながらなんとか外した。ネジ山が錆びちょる。と思ってたが、後でよく見ると錆ではなく生乾きのカーボンっぽい。

CBR250RR(MC22)の古いプラグ

 

2番にアタック。これも回らない。3番以上に回らない。その上KALOLINNAはジョイントがくねくねして真っすぐ力が伝わらない。

CBR250RR(MC22)のプラグ外し

 

なので純正ソケットにチェンジ。ベストな組み合わせは純正ソケットに10mmのラチェットメガネな気がする。10㎜のラチェットメガネを持ってないから今度買っとこう。

CBR250RR(MC22)の2番プラグを抜く

 

2番も抜けた。錆がひどい。キャップの隙間から水が入ったのかなぁ。。。と思ってたが、3番と同じで後で見ると生乾きのカーボンぽい。

CBR250RR(MC22)の2番プラグが抜けた

 

薄暗い駐輪場での作業では照明が欠かせない。今回も昔ダイソーで買った単三電池で動くLEDライトが活躍。いろんなところに絡ませて設置できるから便利。

CBR250RR(MC22)のプラグ交換の照明

 

1番、4番は前回も外してるのでスムーズに取れた。

で、外したプラグの状態はこんな感じ。内外の電極共にカーボンだらけで、2、3番の外側の電極は錆びてるわけではないようだけど、錆びてるような色になってる。

CBR250RR(MC22)のプラグの状態

CBR250RR(MC22)のプラグの状態

 

新しいプラグの取り付け

これを付ける。DENSO イリジウムパワープラグ IUH27。一本2000円ちょっと。ターミナルナットを外し忘れないこと。忘れるともう一度プラグを抜くことになるので。

CBR250RR(MC22)のプラグを新品に交換

 

プラグがソケットにはまった状態のときに、純正はソケット+プラグの全長が長くて取り回しが困難かもと思っていたけど特に問題なく作業できたので取り付けは純正で行った。上からアクセスできる車種であれば問題ないんだろうけど、かろうじて片手が入るだけのスペースしかないMC22だとKALOLINNAの首振りは逆に扱いずらかった。そもそも真上からアクセスできる車両の場合は首振りなんていらないんじゃないかなぁ?

CBR250RR(MC22)のプラグ取り付け

難無く全部取り付けできた。

 

プラグキャップの装着

プラグ本体の脱着よりプラグキャップの脱着の方が難度が高いと思う。

1、2番を装着して3番を試みるも奥までカリカリッとネジ山を滑る音がせす、奥まで入っていかずにキャップの縁がヘッドカバーから浮いてる。

CBR250RR(MC22)のプラグキャップの装着

 

どうやっても奥まで入らないので、抜こうとするも 抜けもしない。。。で、格闘した結果、キャップからケーブルが抜けてしまった。

CBR250RR(MC22)のプラグキャップからケーブルが抜けた

 

プラグに上からアクセス

残されたキャップも取れないので横からアクセスする方法はあきらめて、タンクを下ろし、エアクリーナボックスをバラシて上からアクセスすることにした。久々に見るブローバイの大蛇。

CBR250RR(MC22)のプラグに上からアクセス

 

ついでに大蛇を中古の純正に交換。ブローバイのホースは廃盤の上、なかなかヤフオクにも出てこなかった。こいつのためにエアクリボックスを3個も買ってしまった。

CBR250RR(MC22)のブローバイホースの交換

 

邪魔なサブエアクリーナや大蛇を外して、イグニッションコイルにつながってる邪魔なケーブルも外し、ゴムシートをめくってみると3番キャップが見えた。

CBR250RR(MC22)のプラグに上からアクセス

 

上からもあまり作業性は良くないが、なんとか抜けた。キャップにケーブルが刺さっていた中を見てみると、バラの花のようなグルグルドリルのようなものが見える。

CBR250RR(MC22)のプラグキャップにケーブルを接続

 

ケーブルを差し込んでキャップをグルグル回してねじ込んで装着。

CBR250RR(MC22)のプラグキャップにプラグケーブルを接続

 

上からキャップを押し付けたら無事奥まで入った。

CBR250RR(MC22)のプラグキャップを装着

 

とりあえず、この状態でエンジンをかけてチョークをオフにしてアイドリングすることを確認。4気筒とも点火しているようでなので全部組み上げて完了。

CBR250RR(MC22)のプラグ交換完了

 

作業を終えて

プラグソケットは、KALOLINNAより純正ソケット(89216-KT7-000)の方が良い。更に楽に作業するためにはラチェットメガネがあると良さそう。

照明や工具、キッチンペーパ等の忘れ物が多くてマンションの駐輪場と部屋を何度も往復したり、写真を撮ったりして、3番のプラグキャップのトラブルまで1時間弱だったので、プラグの固着やキャップのケーブル抜けが無かったら横からのアクセスだけで30分位で終わる作業だった。

結果的に外さなくて済んだんだけど、ファンネルの周りにあるタングドワッシャー(16090-KAZ-000)のツメを起こしたところ、もう再利用の限界でツメが折れそうなので予備を発注しとかなきゃ。

 

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