なんとか液ガスが除去できた前回の続き。やっと組み立てられる。
用意するもの
・キースター燃調キット(FH-5294NSを2個、FH-5294NUを2個)
・フロート 16013-MV4-000 4個(高い!)
・サブエアジョイント 16024-KAZ-000 2個
・シリコングリス(ワコーズ SSG)
Oリングは全て薄くシリコングリスを塗ってセットする。
フロートにキースターに入ってるフロートバルブをセットして、
バルブをキャブ本体にそっと入れて、
ピンを入れておしまい。
4番を合体。4個を固定する2本のコネクティングボルトを締めて合体完了。
フロート問題
お高いけどフロートも新品に。ピンも入ってます。
サービスマニュアルにはフロートレベルを確認するとある。
ん?ゲージの位置はメインジェットの位置となっているけど、メインジェットのどこ基準なのかわからない。絵的にフロートの一番高い部分に近い感じ。
まあ、こんな感じで測ってみる。
で、いろいろ見ていたら、フロートバルブの高さが違う。
元からついてたバルブをセットしてみた。バルブシートから出ている部分の高さを測ると5.15mm。
キースターのバルブは5.55mm。フロートの始点付近で0.54mmもの差があるとフロートの部分の高さは結構変わってしまう。
天下のキースター、スタータプランジャも意図的にオリジナルと違う作りにしているということだったので、多分オリジナルより良いという検証の裏付けあってのことだろう。このフロートでは調整のしようもないし、古いバルブは使いたくないのでキースターで行く。
ニードル交換
ワッシャーは元々ついていたのを使う。
ジェットニードルホルダのOリング交換
Oリングはキースターに入ってる。古いOリングがカチカチになっていて手では取れなかった。
キャブ連結
各キャブの間に入る部品を並べとく。青いケースの上に4個ずつあるOリングはキースターになっている。これを使うとジョイントなどのOリングを全て新品にできる。ということでOリングは交換しながら合体する。1、2番、2、3番を繋ぐサブエアジョイント(黒い輪っか)は再利用できそうだけど新品に交換する。
1番に部品を載せて、
その上に2番を合体。その2番に部品を載せて、
3番を合体。その3番に部品を載せて、
バイスタータレバー取り付け
レバーのプランジャーを引く部分を各プランジャーの首に合わせ、
レバーの2本のネジにはワッシャーとスペーサ、レバーにはスプリングとスプリングワッシャーも忘れず。
レバーがスムーズにスライドし、プランジャーが同時に動き出すことを確認して完了。4番だけ動き出しが遅かったのでレバーを曲げて合わせておいた。
今日はここまで。明日、燃料漏れチェックして問題なかったら載せ替えよう。
その5に続く。
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